お金の心配を無くし確実に貯めていくためにすべきこととは何か?

「もっと収入が増えれば良い生活ができる」といった様に、何かしらお金の問題について考える方は多いです。また、止む得ず、自分の収入だけでは賄えることができずに借金に走ってしまい、後になった大きな苦労をする方もいます。

司法統計のデータによると、平成24年度は9万2010人なのに対し、平成28年度は7万1,298人となっており、過去5年間で自己破産の件数は減少傾向にありますが、依然としてお金の問題はいつの時代でも多くの人々の心配事として上げられます。

お金の管理が出来ていればお金を借りる必要は無い

近年では、景気は穏やかに回復傾向にあり、リーマン・ショック後に比べると資金ぶりで苦労している声を聞く機会も減っていますが、景気に悪化などで収入が減ってしまうリスクは考えられます。

2017年6月14日の記事で記載しましたが、収入が減少すると今までの生活レベルを維持できなくなってしまい、止む得ずに借金をしてしまう傾向にあります。

しかしながら、日々のお金の管理が出来ていれば一時的な収入減でも困ることは無く、お金を借りる必要はありません。

ご自身の収支を把握しキャッシュフローを確保する

日常のお金の管理として、はじめにご自身の収支を把握してキャッシュフローを確保できるように努めることです。キャッシュフローとは、収入から支出を差し引いた収支の推移のことで、これを毎月、毎年黒字を確保していくことが重要です。

収入の殆どを生活費やローンの支払いなどでほぼ使い切ってしまい、給料日前などは手元のお金が殆ど無いという方も多いかと思います。この様な状況であれば、いざ収入が減った時に太刀打ちできなくなってしまいます。

キャッシュフローを確保するためにも、月々使うお金の計画(予算)を設定し、支出が収入を上回らないように設定します。また、無駄な出費や自分の快楽の為に使っている非生産的な支出は極限まで減らすよう努力します。

値上がりが見込める資産を購入する

キャッシュフローを黒字で確保できるようになれば、自然とお金は貯まってきます。ただし、キャッシュフローは「貯金」のことでは無く、あくまでもご自身の資産を確保するための手段でしかありません。

資産とは、「株式」や「債権」、「不動産」といった値上がりや収入を産むもので、これ以外にも様々なものがあります。ご自身がローンで購入した住宅や自動車は、返済する必要があるため資産ではなく「負債」に該当します。

多くの方は、収入を増やすには「より給料が高い企業に就職する」といった、目先の金額だけに着目する傾向がありますが、収入が増えても支出が増えれば結果としてキャッシュフローが確保出来なければ意味がありません。また、所得税の納税額も大きくなることも留意しておく必要があります。

そのため、将来的に着実に大きな収入を増やすには、キャッシュフローで確保した現金を使って、収入を産む資産を購入することで、雪だるま方式に収入を増やすことです。また、この方法は多くの節税手段も駆使できるため、賢く運用できればより多くの資金を手元に確保できます。

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