アルバイトやパートなど、限られた時間のみで勤務している雇用形態の場合、フルタイムの正社員と比べて経済力に限りがありますので、カードローンや消費者金融を利用してお金を借りたいという需要は高いようです。
ただし、多くの金融機関ではアルバイトやパートといった雇用形態の場合、貸すのに慎重になるのは事実です。今回は、アルバイトやパートの方でも確実にお金を借りるための方法を解説します。
アルバイトやパートでも借り入れはできるが制限はある
アルバイトやパートの収入のみの方でも、カードローンや消費者金融を使ってお金を借りることはできますが、制限があります。
まず、借入額についてですが、消費者金融の場合は総量規制と呼ばれる、年収の3分の1以上を超えた貸付ができないことになっています。そのため、多額のお金をかりることはできないと考えたほうが良いでしょう。また、銀行のカードローンについては、総量規制の対象外となっていますが、近年では過剰な貸付が問題視されていることで、総量規制同様の制限を実施している金融機関が増えています。
一方で、アルバイト・パートでも20歳の方は、どの金融機関でもお金を借りることはできません。また、学生や専業主婦についてもお金を貸してくれる金融機関は少ないため借り入れは難しいと言えるでしょう。
アルバイトやパートが確実に借りるための方法
借入金額を少なくする
アルバイトやパートの方が確実に借りるための方法としては、借入金額を少なくすることです。前章でも述べましたが、総量規制により年収の3分の1を超えた貸付はできません。そのため、借り入れを行う場合は年収の3分の1未満の金額を設定することになります。
例えば、パートの給料が毎月5万円の場合、年収にすると60万円になります。これを3分の1で割ると、借りれができる金額は20万円となります。
勤務年数は長ければ良い
アルバイトやパートでも勤務年数が長いと、借り入れ審査時には有利になるでしょう。毎月5万円の収入でも、勤務期間が5年間あればその分安定した収入が得られているということになります。そのため、最低でも1年以上の勤務期間を作る必要があると言えます。
他からの借り入れ
他からの借り入れがある場合も注意が必要です。アルバイトやパートの方で複数の借り入れをしているケースは少ないと思われますが、近年ではスマートフォンを分割で購入する方が増えています。通信料を滞納した場合、スマートフォンの端末代金も滞納となり、信用機関に登録されます。
クレジットカードのキャシングも一つの方法
カードローンだけではなく、クレジットカードのキャシング機能を使うのも一つの方法です。
クレジットカードは、アルバイトやパートだけではなく、専業主婦や学生でも申し込めるクレジットカードがありますので、カードローンや消費者金融に比べると審査は容易で手軽に持つことができます。そのため、緊急でお金が必要になった場合は、キャッシングで現金を借りる方法が一番確実な方法といえます。