日常生活などで購入金額が多い買い物を行う場合、ショッピングローンというサービスを店頭で見かける機会もあります。ショッピングローンは、手持ちの現金がない場合、魅力的なサービスに見えますが、これまで使ったことがない場合、なんとなく敷居が高い感じも否めません。
今回はショッピングローンの概要を解説するとともに、審査の有無や他のローンサービスとの違いについて解説していきます。
ショッピングローンは信販会社が商品購入代金を立て替えるサービス
電化製品など日常生活においても比較的大きな買い物をする場合、店頭でショッピングローンという広告を見かける機会もあります。
ショッピングローンは、商品を購入する場合において、お店と契約した信販会社が、消費者に変わって購入代金を立て替え、後日消費者は、金利と合わせて購入代金を信販会社に返済するローンサービスです。
そのため、手持ちの現金がない場合やクレジットカードの契約がない場合（クレジットカードを持っていない場合）において、突然の電化製品の故障など突発的に高額な買い物を行う必要性が生じた時に便利に活用できます。
返済する場合は、後日一括で返済することもできる他、毎月一定額を返済することも可能です。
ショッピングローンを利用する場合は購入時に審査が行われる
ショッピングローンは、店頭で利用できるため、クレジットカードと同様に手軽に利用できるローンサービスではありますが、もちろん、お金を貸すことになりますので、利用時には審査が行われます。
審査については、店頭にてショッピングローンを使いたい旨を申し出て、必要事項を記入後、信販会社側で信用情報を確認して現在の借入額や過去の延滞など総合的に判断が行われます。審査に無事に通過すると、その場で商品の購入が可能になります。
通常のクレジットカードの審査やカードローンの審査に比べると審査が早く、すぐに商品代金を立てかることが可能になります。また、店舗によっては独自に金利を消費者の代わりに負担してくれる、ポイント優遇をするなど、利用方法によってはお得に買い物ができる場合もあります。
ショッピングローンの金利は最大でも15％前後
ショッピングローンを利用する場合において、返済時に金利を上乗せして支払う必要があります。そのため、手持ちの現金などがあれば、一括で支払うことに越したことはありません。
ジャックス：0％～15％
オリコ：0％～15％
セディナ：12.2％～15％
ショッピングローンの金利は、申込みを行う店頭などによっても異なる場合が多いですが、信販会社各社ともに最大15％まで設定されています。ショッピングローンを利用する場合は、店頭などでキャンペーンを行い、金利負担の優遇やポイントサービスの優遇など総合的に加味した上で、賢く利用することが望ましいと言えます。
