特定の企業と契約せず、いくつかの会社から仕事をもらっている人のことをフリーランスと言います。フリーランスの人は一つの会社に勤めていないのでお金の借り入れはできるの？と疑問に思っている人も多いでしょう。ここではその疑問について紹介していきます。
フリーランスは借入が難しいと言われている
フリーランスの人の多くはお金の借り入れについて調べたことがあるのではないでしょうか？フリーランスとは一言で言っても、たくさんの業種があります。
IT系の仕事を請け負っている人、イラストなどの仕事を請け負っている人、ライター業を請け負っている人など様々です。その業種によって毎月稼ぐ金額が違うと思います。
また先月はたくさん稼げたけど、今月は全く…なんてことがあるのもフリーランスの特徴です。
実はこの点がフリーランスの借り入れが難しいと言われているポイントなのです。フリーランスはサラリーマンとは違い、月収も年収も決まっていません。
たくさん稼げる時もあれば稼げない時もある。つまり収入において不安定とみなされるのです。これが消費者金融や銀行からは社会的信用が低いとみなされるため、フリーランスの借り入れは難しいと言われているのです。
中にはサラリーマンの倍以上の年収があるという人もいます。しかしそんな人でもサラリーマンに比べると審査に落ちやすいので、どれだけ稼いでいるかが問題ではないようです。
銀行や消費者金融から借りられる？
お金を借りるとなった時に一番に思いつくのは消費者金融や銀行でしょう。そして安心感や金利の低さを考えると、銀行を選ぶ人が多いかと思います。
ただ銀行は消費者金融に比べて審査が厳しく、サラリーマンでも審査に落ちる場合があります。上記でも書いたようにサラリーマンより稼いでいてもフリーランスは審査に通る確率が低いとされています。
そのため銀行からの借り入れは諦めた方が良いでしょう。3年以上の実績を示せるのであれば申し込んでみる価値はありますが、充分な実績を示せない場合は消費者金融の方がいいかもしれません。
消費者金融は銀行よりも審査に通りやすいと言われていますので、フリーランスでも審査に通る可能性があります。ただそれは少額の融資の場合です。
高額融資となるとやはりフリーランスでは厳しいものがあるので、起業するからお金が欲しいという場合はおすすめできません。
フリーランスで仕事をしていて、今月は収入が少ないから少しだけ生活費を工面したいという場合などにおすすめです。高額融資を希望しても落ちる可能性が高いので、時間の無駄となってしまうかもしれません。
フリーランスが高額融資を希望するときは？
最近はネットビジネスが流行っており、ネット上で仕事を得ている人も少なくありません。そのネット上での仕事ならパソコンやネット環境を整えればいいだけなので特に大きな出費は必要ないでしょう。
ただ生活の中でお金が必要になる時もあると思います。そんな時に消費者金融から借りることができればいいですが、消費者金融は少額の借り入れでないと通らないかもしれません。
しかし世の中には銀行から高額の融資を受けているフリーランスの人もいます。そしてフリーランスでも住宅ローンを組んで家を建てたり、マイカーローンで車を買う人だっているのです。
ではなぜその人達が高額の融資を受けることができているのか？それは銀行や消費者金融から信用があるからです。
銀行や消費者金融は第一に返済能力があるのかと言う点を重視します。返済能力がない人にお金を貸しても返ってこない可能性が高いからです。
初めての借り入れと言う人は過去に金融トラブルなどもないので印象は良いのですが、本当に貸したら返してくれるの？と思われてしまいます。ですのでまずは信用を得ることが大事なのです。
銀行などから信用を得るには、まず最初に少額の借り入れを希望して審査に申し込みます。借入希望額が低ければ低いほど審査に通りやすくなりますよ。
そしてその借りたお金を毎月きちんと返済していく。これが信用を勝ち取る手段です。信用を勝ち取っていけば、借入上限額を増やすことができるので高額借入も夢ではありません。
時間がかかる方法ではありますが、社会的信用の低いフリーランスが借りるにはこういった手段を取るしかありません。地道に返済して信用を得ましょう。
まとめ
今はフリーランスでも充分に稼げる時代です。会社の嫌なしがらみなどもありませんし、好きな仕事を選べるので働く方としては実に仕事がしやすいというメリットがあります。
しかしその分社会的信用が低いなどのデメリットもあるので、フリーランスになる事を考えている人はそれらの点を考慮して、フリーランスがいいのか会社勤めがいいのかを考えてみましょう。
もちろん上記に書いたようにフリーランスでも借入は可能です。ただ上記に書いたように最初から高額の借り入れをしてくれるところはまずありません。
なので会社を辞めてフリーランスになるという人は、ある程度の貯金をしておいてからの方が良いかもしれませんね。