お金を借りたら返済していかなければなりませんが、返済の方法にリボ払いと言う物があることをご存知でしょうか？リボ払いと言う名前は聞いたことがあるけど、詳しくは知らないという人がほとんどかもしれませんね。ここではリボ払いについて詳しく紹介しますので、ぜひ見てみてくださいね。
キャッシングリボとは？
まずリボ払いについて紹介しましょう。リボ払いとは借りたお金を返済する際、毎月固定額だけを支払っていくという方法です。類似する返済方法に分割払いがありますが、分割払いはリボ払いとちがって返済回数を固定して支払っていくものとなります。
例えば10万円を借りたとします。リボ払いの場合は毎月の返済額を決める必要があるので、毎月の返済額を1万円に設定するとします。そうしたら毎月1万円だけを返済していくこととなりますので、金利も合わせて約11～12回の返済で終わります。
分割払いの場合は支払回数を最初に設定するので、10回で設定した場合は毎月1万円+金利を支払っていくという形になるのです。このように支払方法によって毎月どれくらいの返済額が必要になるかが変わってくるのです。
キャッシングリボってお得なの？
消費者金融では基本的にリボ払いでの返済となります。返済回数の設定はできませんので、毎月自分が決めた金額を返済していくという形です。
毎月返済していく額を決めたら、自分で変えない限りは返済額が変わることはありません。ただ借入上限額を増やし、上限額ギリギリのお金を借りた場合は違います。
借入額によって最低返済額というのは変動します。そのため契約の途中で上限額を上げ、そして上限額ギリギリまで借りることで最低返済額が上がることがあります。その場合は毎月の支払額がかわる可能性がありますので注意しておきましょう。
リボ払いは金利のことを考えるとあまり得とは言えません。支払回数を設定する分割払いに比べ、リボ払いは支払期間が長期間になる恐れがあるからです。
これは毎月の返済額をどれくらいに設定しているかによりますが、最低支払額に設定していれば当然返済期間が長引きます。それと同時に金利も加算されるので、返す額がどんどん増えてしまうというわけです。
ただ毎月の支払額を指定できるのは非常に便利な事です。毎月どれくらい返せるかを事前に計算しておき、それを設定することで毎月余裕を持って返済できます。延滞の恐れがないという点がメリットと言えますね。
消費者金融の返済は大目に返済もできる
毎月返済額をコツコツと返済していると思いますが、時にはボーナスなどでかなり余裕がある月もあるでしょう。その余裕がある時期に一気に返せるのであれば、多めに返しておきたいですよね。
消費者金融の返済に関しては特に何の連絡もなく、多めに返すことが可能です。もちろんそれでとがめられることもありませんし、返済した額はきちんと反映されます。
毎月の支払額は決められていますが、それを下回ることがなければ特に問題はありません。多めに返せる時期は積極的に返していきましょう。そうすれば完済までの道が近づきますので、早めに借金をなくすことができますよ。
リボ払いは返済計画が重要
上記に書いたように消費者金融での返済方法は基本的にリボ払いです。そのため毎月固定額を返済していくという方法になります。この方法は債務者にとっては毎月余裕を持って返済できるので非常にありがたい返済方法です。
しかしだからといってダラダラと返していては、いつまでたっても完済できないというデメリットもあります。リボ払いの際、最低返済額を設定する人も多いでしょう。最低返済額は非常に低く設定されていることがほとんどなので、負担が軽くなります。
しかしその分返済期間が長引くため、金利も加算されますしいつになったら完済できるのかわかりません。返済中に再度借入をしてしまえばさらに返済期間が長くなるので、余計完済が遠のいてしまうのです。
リボ払いで返済するときは必ず返済計画を立ててください。返済計画を立ててその通りに返済していけば完済することができます。
返済計画を立てる際は毎月の支払額を決めておく必要があります。ここで余裕を持って返済したいからといって最低返済額を設定しては意味がありません。
まずは毎月の収入と出費を確認し、そこから毎月どれくらい返済できるかを算出しましょう。その額を設定して返済計画を立ててみてくださいね。
まとめ
リボ払いはとても便利な方法ですが、完済までの道が遠のく可能性が高いという点は大きなデメリットと言えます。借金は早めに完済することが望ましいので、借金をしてしまったら早めに完済してしまいましょう。
そうすれば借金の負担を感じることもなくなりますし、精神的な負担も軽くなりますよ。借金をしている間は極力節約をしてお金を浮かせ、浮いたお金を返済に充てることでどんどん完済が近づいてきます。