新型コロナウイルスの影響でクレジットカードの返済が困難になった場合どうすれば良い?

中国武漢市を発症とした新型コロナウイルスによる感染症が世界各地に拡大し、経済活動に多大な影響を及ぼしています。小売店や飲食店などは休業を余儀なくされるなど、企業経営にも深刻な影響を及ぼしており、従業員に休職を求めるなど、個々の収入にも大きな影響を与えています。

そんな中で、クレジットカードの返済が厳しいといった声も聞かれるようになりました。今回は、新型コロナウイルスの影響でクレジットカードの返済が困難になった場合における対処方法を考えてみます。

  1. 新型コロナウイルスの影響で収入減少で債務返済が困難になることが予想される
  2. クレジットカードでの支払いを停止し現金払いを行う
  3. すでに引き落としが確定している場合は早急にカード会社に相談

新型コロナウイルスの影響で収入減少で債務返済が困難になることが予想される

中国武漢市を発症とした新型コロナウイルスによる感染症が世界各地で拡大する中で、感染を防ぐ目的で各国の政府が非常事態宣言を発令し外出自粛を求めるなど経済活動の縮小を余儀なくされています。

特に、小売業や飲食業、宿泊業、娯楽業といったサービス業を中心に経営に大きな影響を受けており、従業員にも休職を求めるなど、個人の収入が減少している方も増えています。

また、2月下旬から欧州や米国で感染者が増えるなどで、工場の一時操業停止など部品供給網(サプライチェーン)にも影響を及ぼしており、国内の製造業にも影響が広がってきています。

このような状況の中で、クレジットカードの支払いが難しくなっているという声も聞かれるようになっており、延滞などが発生する前に早急に対策を取る必要があります。

クレジットカードでの支払いを停止し現金払いを行う

収入が減少している状況においては、買い物の際のクレジットカードの支払いを停止し、必要最低限の買い物に限定し現金での支払いもしくは、口座残高が迅速に把握可能なデビットカードを使用した支払いに切り替えることをおすすめします。

クレジットカードは、来月にまとめて利用金額が引き落とされますので、収入が不安定の状況において、来月に無事に引き落としができない可能性も考えられます。

このような状況になる前に、早急にクレジットカードの支払いを止めておき、引き落とし不能という事態を回避することが重要です。

すでに引き落としが確定している場合は早急にカード会社に相談

すでにクレジットカードの引き落とし金額が確定しており、引き落としにお金が準備できそうにない場合や、新型コロナの影響が広がる前に、大きな買い物をクレジットカードで行い、分割で支払っている場合など、口座が引き落とし不能になりそうな場合は、早急にクレジットカード会社に電話をして、状況を説明することが重要になります。

2020年3月18日の記事で記載の通り、すでに電気料金やガス料金、通信料金といった公共料金については、支払い猶予などの措置が発表されていますが、クレジットカードにおいては、こうした措置については現状では対象外となっています。

今回は状況が状況でありますので、クレジットカード会社側としても、無理の無い返済方法の提案してもらえる可能性があります。

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