1日自動車保険で損をしない保険会社の選び方。おすすめの1日自動車保険はここだ!

運転免許を持っているけれど、自動車を所有していないなから、滅多に運転することがない。たまに旅行に行く時にレンタカーを借りたり、時にはカーシェアリングも利用するかな?」

「レンタカーもカーシェアリングも業者が保険に入ってるから大丈夫じゃないの?」

「友人と出かけた時には、友人の自動車の運転を途中で変わることもあるけれど、そのためにわざわざ自動車保険に入るのも面倒だから、そう言う時はどうすればいいのかしら?」

と言うくらいに、自動車の運転頻度が少ない場合の、自動車保険はどうしたら良いのでしょうか。

自動車を所有しない都会暮らし場合に、たまに運転するから「ドライバー保険」に入っているという声も時々聞きます。

「ドライバー保険」は、1年単位の契約で保険料を年払いや月払いで支払う必要があり、ほとんど運転しないなら、少し保険料がもったいないですね。

もっと手軽に、自動車を運転する時だけに保険に入れるといいんだけれど・・・」

という声が多くなったことにより、1日単位で契約できる自動車保険が、「大手損害保険会社」から販売されるようになりました。

1日自動車保険と自賠責保険・任意保険の違い

まずはじめに、自動車保険の種類からご説明していきます。

一般的に自動車保険として思い浮かぶのは、法律で義務付けられている「自賠責保険」と、損害保険会社と契約する「任意保険」だと思います。

自賠責保険

「自賠責保険」は、相手側の賠償がメインで保険金額が定額で最低限の賠償しかできず、万が一の事故の際には、保険金が足りないケースが考えられるため、みなさん補償の厚い損害保険会社の「任意保険」に加入するのです。

自賠責保険の限度額(1名につき)

  • 障害(120万円)
  • 死亡(3000万円)
  • 後遺障害(4000万円)

任意保険

「任意保険」は、対人賠償や対物賠償の保険金額が無制限であったり、ご自身側の補償も自動車の補償も選べるため、事故の際に備えて「充分な保険金の支払い」が期待できます。

その代わりに保険の契約者が支払う保険料がそれなりに高く負担になり、自動車の運転頻度が少ない方や、自動車を所有していない方には、もっと効率よくローコストな自動車保険を契約したいと思いますね

そう言ったところから生まれた保険商品が、1日単位で選べて簡単に契約できる「1日自動車保険」です。ただし、1日自動車保険は、「必ずしも必要でない」場合もあります。

すでに任意の自動車保険に契約している方でしたら、一時的に他人の自動車を運転するようなことが出てきた場合には、任意保険の「他車運転危険補償特約」というのが自動特約として付いているため、契約中の自動車保険の内容で補償されるので心配ありません。

まれに、ダイレクト系(通販型)の保険料を抑えた自動車保険で「他車運転危険補償特約」が付いていなこともあるので、あらかじめ調べておきましょう。

簡単に1日だけ自動車保険に入いりたい

1日単位で自動車保険の契約ができる1日自動車保険は、自動車を運転する直前に保険に加入できる超短期契約の、とても便利な自動車保険です。自動車を運転する時だけに保険に入るため、保険料も節約になります。

1日自動車保険を一番はじめに販売したのが、東京海上日動火災保険です。2012年1月から「ちょいのり保険」という商品名で、「スマートフォンや携帯電話から気軽に登録」ができる1日自動車保険として、徐々に利用者数をのばして2017年1月には300万人を達成した人気商品となっています。

現在は、三井住友海上火災保険の「1DAY保険」と、あいおいニッセイ同和損害保険の「ワンデーサポーター」の計3社から販売されています。

では、1日自動車保険はどうやって契約するのでしょうか。

どの保険会社も、実際に自動車を運転する直前に契約できるのが特徴です。しかもスマートフォンや携帯電話、コンビニからも手軽に契約できる、大変便利な自動車保険です。

保険会社によって多少、契約の仕方が異なる1日自動車保険ですが、正確には最短で24時間単位で加入できる自動車保険となります。

例えば、午前9時に1日自動車保険を契約すると、その日の午前0時までではなくて、翌日の午前9時まで有効と言うわけです。

そのために日中や夜間のいつからでも契約を開始できるところも任意保険と違って契約しやすく親切です。

では次に、各保険会社の特徴を見て行きましょう。

1日自動車保険が契約できる保険会社と手続きについて

「同じような1日自動車保険は、どの保険会社の補償も変わらないでしょうか?」

それぞれの手続き方法や契約条件を比較してみます。

「ちょいのり保険」東京海上日動火災保険

  • スマートフォン(docomo・softba・au)
  • 携帯電話(docomo・au)

から申し込み可能です。その他に、

  • コンビニ(ローソン・ミニストップ)

の店頭端末からも申し込みできます。

500円車両復旧費用補償なし 
1500円スタンダード車両普及費用補償あり免責15万円
1800円プレミアム車両復旧費用補償あり免責10万円、弁護士費用補償特約

車両復旧費用補償特約(300万円を限度)の有無と、弁護士費用補償特約の有無で、3プランの中から選べます。

基本的な対人賠償や対物賠償に搭乗者障害、自損事故からロードサービスまで「充分な補償」になっています。

「1DAY保険」三井住友海上火災保険

次に、三井住友海上火災保険からの「1DAY保険」です。

  • スマートフォン(docomo・au・softbank)
  • Y!mobile

からも手続き可能です。その他に、

  • コンビニ(セブンイレブン)

の店頭端末から申し込みできます。

保険料は「ちょいのり保険」と同じ3プランからなっており、プランBとCに付いている「車両復旧費用保険」があり、3社共通ですが借りた自動車を修理する場合や代車となる自動車を購入する費用のどちらか低い金額までの補償となっています。

プランA500円車両復旧費用保険なし 
プランB1500円車両復旧費用保険あり免責15万円
プランC1800円車両復旧費用保険あり免責10万円、車内手荷物等特約

プランCに付いている「車内手荷物等特約」は、ゴルフバックやカメラ等の「日常生活における動産」も補償するため、レジャーで利用する際に適しています。

「ワンデーサポーター」あいおいニッセイ同和損害保険

続いて、あいおいニッセイ同和損害保険の「ワンデーダポーター」は、ベーシックとワイドの、2プランから選べるようになっています。

  • スマートフォン(docomo・au・softbank)
  • Y!mobile

からも手続き可能ですが、コンビニの店頭端末での手続きは行なっていません。

ベーシックプラン500円車両復旧費用保険なし 
ワイドプラン1500円車両復旧費用保険あり免責15万円

「ワンデーサポーター」のプランは、シンプルに車両復旧費用保険が有るか無いかです。

車両保険金の限度額は300万円あり、その他は基本的な相手への賠償とご自身側のお怪我の補償にロードサービスとなっているため、選びやすくわかりやすい1日自動車保険です。

1日保険が契約できる条件について

1日自動車保険を申し込む際に契約条件をよく確かめておきましょう。

まず契約条件として、

  • 自分が契約している自動車を運転する
  • 車両所有者が運転者と同一である
  • 配偶者が運転する自動車

では、「1日自動車保険を契約できません」。ただし同居でも親子間の場合は、契約可能です。

レンタカー(カーシェアリングを含む)法人が所有する自動車は、1日自動車保険の契約対象外になります。

あくまで、個人が所有する自動車を借りることが前提になっています。

1日自動車保険の契約可能な対象車種は、

  • 自家用普通乗用車
  • 自家用小型乗用車
  • 自家用軽四輪乗用車

になります。二輪や原付、大型トラックなどは契約できません。

また、申し込み手続きをする際のスマートフォンや携帯電話は、基本的に本人名義のみ受付しますが、「ちょいのり保険」は、2親等以内の名義まで可能なので、親御さんがお子さんの為に「ちょいのり保険」を申し込むことが可能です。

それぞれ、3社の1日自動車保険の利用者には、利用日数に応じて1日自動車保険と同一の保険会社に、新規で契約する際に、「事故が無いことを前提に割引サービス」があります。

1日自動車保険の利用日数と新規等級の割引

  • 5日〜9日:6等級(8%)、7等級(2%)
  • 10日〜19日:6等級(15%)、7等級(4%)
  • 20日以上:6等級(20%)、7等級(5%)

1日自動車保険は、1回目(1人目)500円で、2回目(2人目)480円になるというように複数回または、同時に複数の利用者には割引の適用があり利用頻度や一度に複数で運転する際にお得になっています。

「ちょいのり保険」のみ、オプションで臨時被保険者に関する特約があり、複数名で自動車の運転を変わる際には、1名につき250円の追加で補償されます。

1日自動車保険の使い方

実際に1日自動車保険を使用する時は、どのような手続きが必要なのでしょうか?

どの保険会社も「事前登録が必要」です。

保険会社のホームページ上にある、QRコードをスマートフォンや携帯電話で読み取ると、申し込み手続きページにアクセスするようになっており、お客様情報のや免許証情報の登録を済ませて完了するようになってます。

契約時には、保険期間とプランや運転する自動車情報を入力します。お客様情報は、1度登録しておくと2回目以降は、申し込み内容のみの入力になるの短時間で済みます。

コンビニで申し込みをする際にも、保険会社サイトからお客様情報を事前に登録しておくと、スムーズに手続きしやすくなっています。コンビニは事前登録なくても可能です。

それでは、1日自動車保険はどういった使い方があるのか見ていきましょう。

ケース:1

1人暮らしを始めて、自動車は普段使わないから所有していない。

今度、友人の自動車でキャンプに出かけることになったが、自動車の運転を途中で変わることが予想されるためキャンプ期間中だけ、1日自動車保険を加入する。

ケース:2

親戚の自動車を借りてドライブに行くことになったけど、自動車を所有していないため自動車保険に加入しておらず「他車運転危険補償特約」が使えない。

ドライバー保険に入るには1年契約の保険料を支払う必要があるため、一時的な自動車の運転には、1日自動車保険を加入する方が、保険料も安くて便利。

ケース:3

お子様が、運転免許を取得したけれど、年齢が若いため親御さんの自動車保険に、お子様の年齢条件を含めると保険料が高くなる。

お子様が運転する時だけ、1日自動車保険を加入すると保険料の節約になる。

以上のように、1日自動車保険の使い方は単純に、あまり自動車を運転しないけれど、たまに運転する際の臨時で加入するという場合や、滅多に運転しない年齢の若いお子様が1日自動車保険を利用して保険料の負担を減らすといった使い方もできます。

低価格ながら、基本補償もしっかり付いているので、「気軽に利用しやすい自動車保険」となっています。

1日自動車保険のメリットとデメリット

ワンコインから契約できる1日自動車保険にも、やはりメリットとデメリットがあります。ではまずは、メリットからご案内します。

1日自動車保険のメリット

1日自動車保険のメリットと言えば、何と言っても申し込み手続きが、「簡単で24時間単位で契約」できることです。レンタカーを借りたり、カーシェアリングの会員になって年会費を支払うよりも、「断然お得な自動車保険」です。

自動車を所有していない場合に、なんらかの理由で他人の自動車を運転する予定ができた際には、大いに役立ちます。

手続き方法が、スマートフォンや携帯電話からだけで完了するため、自動車に「運転する日数分だけの保険料」の支払いだけで、気軽に利用できる点はメリットになります。

補償内容も車両補償の有無を選べたり、ロードサービスが標準で付いているといったように、明確で分かりやすいところも、自動車を運転する直前に手続きする場合に即決しやすくなっています。

そして1日自動車保険を無事故で利用していた際に、新規で自動車保険に加入する時には、「利用日数に応じた割引サービス」があるのも、利用者にはありがたいですね。

では、1日自動車保険のデメリットも見ていきましょう。

1日自動車保険のデメリット

必要な時に、簡単に手続きができるし、保険料もワンコインからだと安くて便利と思っているなら、場合によっては考えたほうが良いかもしれません。

1日自動車保険の保険料は、1日や2日利用と思えば確かに安いのですが、自動車の運転頻度はそれほど高くなくても、定期的に他人の自動車を運転することがあるなら、「割高になるケース」もでてきます。

そういう方には「ドライバー保険」の契約をおすすめします。「ドライバー保険」も自動車を所有していない方のための自動車保険なので、利用頻度に合わせて選ぶようにしましょう。

基本的な補償が心配ない1日自動車保険でも、気になるところがあります。

相手側への対人賠償や対物賠償の保険金額は、無制限で心配ないのですが、ご自身側の補償は、3社とも搭乗者障害1000万円の死亡保険金と、入院時と通院時は定額の一時金払いとなっているため、万が一の死亡事故や長期の入通院となると少し「保険金額が少ない」と感じます。

ご自身で他に生命保険や医療保険を加入していると心配ないのですが。一緒に自動車に乗っている方の補償まで考えるとやはり心ともないですね。

その他に、車両復旧費用補償についてです。

こちらは、保険金額としては300万円を限度なので、よっぽどの高級車でなければ問題ないのですが、「自己負担金の免責金額の設定が高め」です。

プランにもよりますが、免責10万円や15万円となると、実際に事故をして保険を使う時には負担が大きくなるのがデメリットです。

「1日自動車保険のメリットとデメリットを、それぞれ理解してうまく利用すれば、便利で節約もできる快適な自動車保険になります。」

おすすめする1日自動車保険の選び方

さて、3社の保険会社が販売している1日自動車保険ですが、保険会社ごとに少しずつ特徴があります。申し込み手続き方法や補償内容などを踏まえて、おすすめの1日自動車保険を検討しながら見ていきましょう。

申し込み方法から選択

スマーフォンのみの保険会社と、携帯電話の利用やコンビニで続きができる保険会社がありますが、「ワンデーサポーター」のみコンビニからの申し込み手続きができません。

ここでは、携帯電話からも手続きができる「ちょいのり保険」がおすすめです。

補償内容から選択

ここでは「車内手荷物等特約」がある「1DAY保険」と「弁護士費用補償特約」が選べる「ちょいのり保険」の2社選択になってきます。

ゴルフ旅行に出かけるなら「1DAY保険」をおすすめしますが、補償内容の充実として万が一の保険と考えれば「ちょいのり保険」の「弁護士費用補償特約」があったほうが安心です。

車両復旧補償から選択

3社とも車両復旧補償を追加できるプランがあります。その中で免責金額10万円が選べる「ちょいのり保険」と「1DAY保険」が、自己負担金が少なく車両復旧補償と付ける場合には、2社の選択になります。

ちなみに、運転する自動車が古くて初度登録から10年以上経っているなら、自動車の価値が低く保険金額が免責の10万や15万程度になるため、車両復旧補償を付けても保険の意味がなくなるので不要です。

まとめ

「1日自動車保険おすすめの1社は、どこですか?」

このように1日自動車保険は、まだ3社の保険会社からしか販売されておらず、またどの保険会社も似たり寄ったりの補償プランになっています。

保険料もメインに打ち出しているため、保険料やプラン内容それほど差がなく、この3社から選ぶとしたら「ちょいのり保険」か「1DAY保険」のどちらかになってきます。

ゴルフ好きの方の場合、ゴルファー保険に加入していることも多いと思われるため、車内手荷物等特約の必要性は、個人によって異なるのでしょう。

広い範囲で1日自動車保険をおすすめするのには、「弁護士費用補償特約」と「臨時被保険者に関する特約」が他社より安い、東京海上日動火災の「ちょいのり保険」が、一番のおすすめになります。

1日自動車保険は、その都度も申し込みが可能なため状況にあわせて、ご自身にあった補償内容で契約して充実したドライブを楽しみましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です