何かしらの理由で仕事を休職した際に、急なお金が必要になったことでカードローンなどでお金を借りたいと考えた場合、気になるのが審査に通過できるかどうかではないでしょうか。
休職した場合、休職の状況などにもよりますがその間は収入がなく、貯蓄が少なけければ人によっては他人から借りざる得ない方も出てくるのも現状です。今回は休職中にカードローンを使ってお金を借りることができるか解説します。
休職中はカードローンでお金をかりることは難しい
結論からお伝えしますと、休職中は消費者金融やカードローンを使ってお金を借りることは難しいと言えます。理由としては、想像どおりではあるかと思いますが、安定した収入がないことです。
休職中であれば、多くの場合は無給となる場合が多いほか、長引いてしまうとそのまま退職となってしまうことにもなり、休職であるものの、勤務先に籍をおいていても金融機関としては積極的にお金を貸しづらいといえます。
企業によっては休職中でも条件によって給与がわずかに支給されるケースもありますが、その場合は金融機関によって大きく異なりますが、銀行カードローンであれば審査に応じてもらえる可能性がありますが、安定した収入がないことと同様になりますので、高望みはできないと言えます。
申込時に休職中であることを明かす必要があるか？
休職中は消費者金融やカードローンを通じてお金を借りることは難しいとお伝えしましたが、そもそも申込時に休職中であることを明かす必要があるのかという疑問が生じてきます。
消費者金融やカードローンの申し込みには勤務先の情報や雇用形態などの基本的な情報を入力する事になっており、特段休職中であることを記載するような箇所は存在しません。
休職中であることを明かさずに申し込むことは可能ですが、電話連絡が勤務先に行われた場合、勤務先の対応方法によって休職中であることが分かる可能性があります。また、申込時に直近1ヶ月の給与明細書の提出が求められた場合、休職中であれば、休職してすぐに申し込む場合を除き、提出ができないことになりますので必然的に休職中であることを隠して申し込むことは難しいと言えます。
確実にお金を借りる場合はクレジットカードのキャッシングを利用する
休職中に急にお金が必要になった場合は、クレジットカードのキャッシングを利用する方法が一番確実であると言えます。
クレジットカードであれば、すでに保有している契約条件を確認し、通常のお買い物の決済で使用するショッピング枠に加え、お金をかりるための「キャッシング枠」が設定されていれば、コンビニATMなどを使ってお金を借りることができます。
ただし、クレジットカードのキャッシングは金利が15％から20％と高いというデメリットがあります。そのため、お金を活用する用途に応じてはショッピング枠を使った通常のカード決済が利用できるのであれば、そちらを利用するのが望ましいと言えます。
休職で多い、病気や入院などの医療費も近年ではクレジットカードで支払える病院も増えていますので、病院を選ぶ際に事前に調べてみると良いでしょう。また、合わせて健康保険の傷病手当金や高額療養費制度も合わせて活用することもおすすめです。
