銀行カードローンには年齡制限は存在するのか?各社の年齢条件を紹介

銀行カードローンや消費者金融でお金を借りる場合、金融機関が予め定めている条件に合致しなければお金をかりることは出来ません。

お金を借りる条件としては、年収や勤務期間、雇用形態といった収入に関することを中心に審査が行われます。収入状況から返済が可能であるかをしっかりと見極めた上で、返済不能になるリスクを最小限にしています。

ただ、収入に関すること以外にも、審査の内容として「年齡」も含まれています。今回は、銀行カードローンや消費者金融でお金をかりる場合、年齢制限があるのかを調べてみました。

銀行カードローンや消費者金融は満20歳以上から利用可能

銀行カードローンや消費者金融からお金を借りる場合、利用できる年齡としての下限は20歳以上となっています。

日本の場合、20歳未満は未成年として扱われ、法律に絡む決定事項に関して行使する権利がありません。そのため、お金をかりることはもちろん、携帯電話などの契約に関しても利用は出来ないことになっています。ただし、クレジットカードについては、高校生を除く18歳以上であれば保護者の同意があれば契約可能です。

特に、大学に進学すると書籍の購入といった学術費の他、友人づきあいなどに何かとお金を必要する場面が多数でてきます。そのため、アルバイトなどでお金を稼ぐことが一般的となっていますが、それだけでは不足することもあり、お金を借りたいと考える方も多いかと思います。

学生の場合は20歳以上であれば2018年7月11日の記事で記載している通り、アルバイト収入があれば少額のお金を借りることは可能です。ただ、手間をかけてお金を借りに行くよりはクレジットカードで支払う方が安全で効率的であると言えます。

年齡上限は銀行カードローンは満65歳、消費者金融は69歳まで

銀行カードローンや消費者金融でお金をかりる場合、年齡下限として20歳以上となっていますが、銀行カードローンの場合は、金融機関によっても異なりますが概ね満65歳まで、消費者金融の場合は69歳以下となっています。

65歳前後で上限を定めている理由としては、多くの方が定年退職を迎える年齡であることから、安定した収入が途切れることになります。そのため、返済不能になるリスクを抑えています。

銀行各社の年齡上限

60歳未満:りそな銀行、楽天銀行
65歳未満:三菱UFJ銀行、イオン銀行
66歳未満:みずほ銀行
69歳未満:オリックス銀行、三井住友銀行(69歳以下)
70歳未満:ジャパンネット銀行、じぶん銀行、新生銀行(70歳以下)

銀行カードローンの年齡上限は各社でばらつきがありますが、概ね65歳前後で設定している金融機関が目立ちます。

銀行カードローンの場合は、借入時の年齡が60歳前後でも、年金の振込口座として設定していればカードローンの利用ができる銀行もあります。いざ、返済が出来なかった場合は口座を差し押さえることができるため、年金収入のみの方でも万が一の場合でもリスクを最小限に抑えることができると言えます。

消費者金融各社の年齡上限

アコム:69歳以下
アイフル:69歳以下
プロミス:69歳以下
レイク:70歳以下
モビット:69歳以下

消費者金融の場合は、多くの金融機関が上限として69歳と設定されていますが、60歳以上の方が借入を行う場合、年金収入以外の収入が求められるケースもあります。

そのため、パートタイムやアルバイトといった収入など、安定した収入元を確保しておく必要があります。

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