外出する際にありがちなこととして財布を落として紛失する、盗難被害にあって手持ちのお金がなくなってしまうことです。手持ちのお金がなくなった場合、公共の交通機関で出かけた場合、自宅から遠い場合帰ることができなくなってしまいます。ただし、財布を紛失した盗難にあった場合、交番に相談すると帰りの交通費を貸してくれる場合があります。
- 街中で財布をなくした場合は交番に紛失届を出す
- どうしてもお金が用意できなければ「公衆接遇弁償費制度」をお願いする
- 返済は自宅近くの交番や指定の銀行口座振り込み
- 公衆接遇弁償費制度で借りられない場合はカードローンを活用
街中で財布をなくした場合は交番に紛失届を出す
お買い物や用事などで街中に出かけた際に、財布を紛失する、盗難被害にあうリスクは多くあります。その場合、自宅から歩いていける距離であれば良いですが、電車など公共の交通機関で出かけた場合、お金が無いため帰ることができなくなってしまいます。
外出先で財布がなくなった場合は、家族や友人と一緒に同行している場合は良いですが、一人で出かけた場合は、ご自身でなんとか帰りの交通費を確保する必要があります。
ただし、財布がなくなった場合は、帰りの交通費を確保する前に、最寄りの交番に出向き財布を紛失したことを報告し、紛失届を提出することが先となります。
どうしてもお金が用意できなければ「公衆接遇弁償費制度」をお願いする
財布を紛失した場合、銀行のキャッシュカードやクレジットカードなどお金に関連する物をすべて入れていた場合は、帰りの交通費を調達する手段がなくなってしまいます。
その場合、交番に相談して「公衆接遇弁償費制度」が活用できないかを聞いてみます。この制度は、外出中に財布の紛失などで所持金がなくなった場合などにおいて、帰りの交通費1,000円以内を貸付を行う制度です。
この制度を利用するには、借受願書という書類に氏名、住所、職業、年齢、電話番号などの連絡先を記入する必要があります。
ただし、帰りの交通費が1,000円以上となる場合については、状況によっては貸付が可能な場合もあるようですが、原則1,000円以内のため、1,000円で帰れる距離まで移動し、そこから自宅まで歩くということになります。
返済は自宅近くの交番や指定の銀行口座振り込み
公衆接遇弁償費制度でお金を借りた場合、期日までに速やかに警察にお金を返す必要があります。返済する場合は、相談した交番でなくても、自宅近くの交番や警察署でも返済が可能です。また、時間の都合で交番や警察署に出向けない場合は、警察がしていした銀行口座に振り込みでの返済も可能となっています。
公衆接遇弁償費制度で借りられない場合はカードローンを活用
公衆接遇弁償費制度は近年滞納する方も増えていることなど運用が厳しくなっており、簡単には借りられなくなってきているのが現状です。
どうしても借りられない場合は、カードローンを活用する手があります。スマートフォンと本人確認書類が無事であれば、近年ではスマホアプリですぐにカードローンが利用できるます。
モビットは、専用アプリを通じてカード発行なし、郵送物なしでアプリだけで本人確認書類を送付後、セブン銀行ですぐにキャッシングできるスマホATM取引が利用できます。
街中では財布を紛失するリスクは十分に考えられますので、いざというときのために、所持金や身分証明書を分散する、スマートフォンなどで身分証明書を画像で保存しておく、スマホ決済にある程度の残高を確保しておくなどの対策が必要となりそうです。