キャッシングをする際に知っておきたい知識の中に利息があります。この利息はお金を借りる時に必ずついてくるものなので、知っておいて損はありませんよ。ここでは利息について詳しく紹介するので、利息についてよく知らないという人はぜひ見てみてくださいね。
利息とは?
利息とは消費者金融や銀行などからお金を借りる際に、借りた額とは別に支払う義務があるお金のことです。お金を借りることでのレンタル料と言えばわかりやすいかもしれませんね。
この利息は申し込みの際に消費者金融などから教えてもらうのではなく、%で表されている金利などを元に算出するものです。個人でその額は変わってくるので、自身で計算しなければなりません。
金利はそれぞれの会社で設定されておりその設定数値が低ければ低いほど利息が安くなります。ですので借入の際は極力金利が低いところを探すことがおすすめです。
この金利ですが、金融機関のホームページなどで見ても18%などの数値で書かれていることがほとんどです。これでは利息をどれくらい支払わなければならないのかわかりませんよね。
利息は借りている期間や借入額、その時に設定されている金利の%によって変わってきますので、利息を知りたいと思ったら自分で計算しなければなりません。
だからといって難しい計算は必要ありませんので、算数・数学が苦手な人でも簡単に出来ます。自分がどれくらいの利息を払っているかが知りたいと思ったら、まずは計算してみましょう。
利息の計算方法は?
利息の計算方法について紹介します。借りている額×実質年率÷365×借りている期間で算出することができます。
借りている額とは利用残高のことで、これは借りている会社のホームページからマイページに入り、利用残高の項目で調べることができます。実質年率は借入額に対する金利のことで、%で表されている数値です。借りている期間は借りた日から現在までの日数のことを言います。
ただこれだけでは正直わかりにくいですよね。例として消費者金融から10万円を30日間借りているとして、利息の計算をしてみます。消費者金融で10万円を借りるとなれば、ほとんどのところで実質年率は18%となっているのでそれを適用します。
100,000(借りている額)×18%(実質年率)÷365×30(借りている期間)=1479円
実質年率は18%となっていますので、実際に計算するときは0.18に直して計算します。この式に自分の情報を当てはめて計算すればいいだけなのでとても簡単ですよね。
これで算出される利息は一ヶ月分の利息です。つまり毎月これだけの利息が支払っているということになるので、これが長く続くとどれだけの利息を支払わなければならないのかはお分かりいただけると思います。
長く返済しているとその分利息が取られるのでとてももったいないものです。借りたら早めに完済してしまう方がお得ですよ。
銀行の金利はどれくらい?
銀行は消費者金融に比べてもかなり金利が低く設定されています。低ければ約4%、高くても約14%程度の金利設定のところが多くなっています。そのため返済の負担も軽く済みますよ。
ただ銀行の審査は消費者金融に比べると厳しめとなっています。そのため審査に不安がある人からすればあまり受ける気にはならないでしょう。
金利が低いことを最優先させなくても構いません。お金が必要であれば確実に借りられることが大事なので、審査に不安がある人は消費者金融に申し込んでみると良いでしょう。
消費者金融の金利はどれくらい?
消費者金融はほとんどのところが高く設定しています。大体が18%を設定しているので、銀行に比べると非常に高く設定されていることが分かると思います。
そのため消費者金融で借りる際は返済の負担が重くなってしまいます。その分審査に比較的通りやすいので、確実に借りたいという場合は消費者金融がおすすめです。
また一部の消費者金融の中には無利息期間を設けているところもあります。無利息期間の多くが30日間を設定しているので、借りてから30日以内に返済できるのであればこのサービスを利用すると良いでしょう。
ただ無利息期間を過ぎても完済できなかった場合は通常通り利息が加算されますので、この点は注意しておいてくださいね。
まとめ
キャッシングの際に大きく関わってくる利息ですが、この利息の計算方法を知らないという人は意外に多いものです。利息の計算をしてみると、毎月これだけ支払っているの?と驚くこともあるでしょう。
その額が高ければ高いほどもったいないと思えますので、早めに完済しようという意欲に繋がります。長く返済を続けることはあまり良いとは言えませんので、現在長期間の借入をしているという人は一度利息の計算をしてみましょう。
自分が支払っている利息を知ることで完済するという気持ちが強くなりますので、やる気が出たらいち早く返し終えてしまいましょう。