スマートフォンの分割購入の審査に落ちる場合に考えられる理由

近年ではスマートフォンや携帯電話を月々の通信料金と合わせて分割で購入する方が増えています。端末の高機能化によって一括で支払うと5万円から10万円程度の費用が必要になるなど、携帯電話は決して安い買い物やサービスでは無いことがわかります。

ただし、人気のスマートフォンを購入したいと思ったが、分割払いの審査に通過できなかったというケースはよくあるものです。今回は携帯電話やスマートフォンの分割購入の審査に落ちる場合に考えられる理由をリストアップしてみました。

携帯電話やスマートフォンの分割払いの審査に通過できない理由としてよくあるのが、過去の通信料金や端末代金の滞納があることです。

通信料金を滞納した場合、1ヶ月程度など単純に入金忘れなどのちょっとしたミスであれば問題にはなりませんが、3ヶ月以上するとサービスが停止されることになります。滞納している状況である場合はもちろんですが、3ヶ月以上の滞納頻度高い場合は携帯電話通信事業者の中で信用度が落ちている状態となります。

また、通信料金だけではなく、過去に端末代金を分割で支払い、何度も滞納したりした場合なども審査に通過できない理由となりますので注意が必要です。

続いて、分割払いの審査に通過できない理由としては、クレジットカードやカードローン、自動車ローンといった各種ローンの滞納履歴があることにあります。

携帯電話やスマートフォンの分割払いは、携帯電話会社が独自に提供しているサービスとなりますが、携帯電話通信料金や端末代金の支払い履歴の他、信用情報機関に問い合わせてクレジットカードやローンの支払い情報を参照しています。

過去の支払い履歴を見て長期間の滞納が多く、事故が多い場合は分割払いの審査に通過しづらくなりますので注意が必要です。また、近年では奨学金の滞納も問題となっていますが、奨学金の滞納が続いている場合も同様ですので注意が必要です。

過去の信用情報機関にクレジットカードやローンサービスの履歴が無い場合についても、可能性としては低いと言えますが審査に通過できない可能性もあります。

これまでにクレジットカードやローンサービスを利用したことがない場合は、当然信用情報への登録がありませんので、通信事業者が信用情報を参照することができません。

ただし、端末費用が安いものなどであれば、審査を通してくれる場合もありますので、これを機会に信用情報登録をしてみるのも良いでしょう。

携帯電話やスマートフォンの分割払いの審査に通過できないと悩んでいる場合は、まずは、CICやJICCといった信用情報機関に問い合わせてご自身の情報がどのように登録されているかをチェックします。また、滞納などがあれば、残額を精算することを優先します。

正常な状態になるまでは5年程度の時間が必要ですが、どうしても携帯電話やスマートフォンが必要な場合は、端末価格が安いものを選んで審査行うもしくは一括で支払うことが望ましいと言えます。