暑い夏を快適に過ごすためのエアコンによる電気代削減方法を解説

夏になればエアコンが活躍します。ただし、エアコンは室内を快適な温度に保つことができる一方で、電気代が高くなるデメリットがあります。そのため、使いすぎてしまうと後で電気代の請求が大きくなり負担額が増えてしまうことになります。今回は、夏の到来に備えて、電気代を削減しつつ夏場でも室内を快適に過ごすための方法を解説します。

  1. 夏場の気温が上昇している中、エアコンは必須に
  2. エアコンの設定温度は25度程度と高めに設定する
  3. エアコンのON/OFFは頻繁にしない
  4. 多湿地域では除湿だけでも快適になる

夏場の気温が上昇している中、エアコンは必須に

近年では気温が上昇していることもあり、夏場になるとエアコンなしでは過ごすことが難しくなりつつあります。

これまでは、エアコンは価格が若干高額であることや電気代が大きくなることなどで、贅沢品という認識があり、特別に暑い場合などしか使わないという方は今でも多く、時々ニュースなどで、エアコンをつけずに我慢したことで熱中症になって、病院に運ばれる、運が悪いと死亡してしまうという報道も耳にするようになりました。

電気代を削減するために、エアコンを使わずに我慢すると、前述の通り、熱中症のリスクが高まるなど、身体にとっても大きな負担となり、ご自身の健康にとっても良いことではありません。

もちろん、気温が多少高くても、涼しい風があり、空気が乾燥しているのであれば、窓を開ける、扇風機を活用するなどで、快適に過ごせるのであれば、エアコンは無理に使わないことに越したことはありません。

エアコンを活用しつつも工夫しだいで電気代を抑えることが可能となり、その方法を紹介します。

エアコンの設定温度は25度程度と高めに設定する

エアコンを活用するときに、一番気軽にできる方法としては、設定温度を25度以上と高めに設定することです。高めに設定することで、室内外の温度差が縮まるため、空気を冷やす際の動力が抑えられますので、その分電気代を抑制につながります。

温度を低くしすぎると、動力が大きくなり電気代が高くなることに加え、室内外の温度差が大きくなりますので、ご自身の身体にとっても負担が大きくなり健康上よろしくありません。

昔は28度程度であれば良いと言われていましたが、もちろん28度で快適であればそれでも問題ないですが、人によっては28度でも暑いと感じる方も多いことに加え、建物の構造や湿度、地域などによっても感じ方が異なります。そのため、個々で調整しつつも目安としては25度前後であれば良いでしょう。

エアコンのON/OFFは頻繁にしない

時々見受けられる使い方ですが、電気代を抑えるために頻繁にON/OFFを繰り返して使う方がいます。室内がある程度冷えたのでエアコンをOFFにし、ある程度気温が上昇したら再度エアコンをつけるという形です。

エアコンを切るため一見すると、電気代は抑えられるかのように見受けられますが、逆に、電気代が大きくなっています。エアコンは入れるときに一番電気代が発生する電化製品ですので、頻繁にON/OFFを繰り返すと、エアコンが空気を冷やす動作を行う回数がふえてしまうことでより多くの電気代が発生します。

そのため、前述したとおり、暑すぎず、冷えすぎない程度の25度の設定温度を保ち運転を続けることをおすすめします。

多湿地域では除湿だけでも快適になる

九州や沖縄地方などでは、夏場になると湿度が高くなる傾向にある地域であれば、気温によっては除湿だけでも快適になる場合もあります。

人間が暑いと感じるのは、単純に温度だけではなく、湿度や個々の体質などによっても感じ方は大きく変わります。例えば、東京と福岡で28度と表示されていても、湿度が高い福岡の場合、東京より暑く感じることはよくあります。

そのため、気温はさほど高くないが、湿度が大きい場合は、除湿だけでも快適に過ごすことができます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です