一人暮らしをする場合、生活に必要な費用はご自身で管理していく必要があります。そのため、管理ができておらず、多くの出費をしていると生活費用が不足するといったことに繋がります。
前回は、一人暮らしで生活費用が不足する要因として最も考えられる要因を紹介しましたが、今回は生活費がいざ不足した場合における、対処方法を解説します。
一人暮らしは多くの生活費用が発生する
近年では、学業や仕事の関係で一人暮らしをする若い方も増えています。また、近年では相続や低金利状況などからアパートやマンション建ててマンション経営に参入する方も増えており、賃貸住宅が多く供給されていることや、不動産会社がその需要を満たすべく、一人暮らしの魅力などを多くの媒体を通じて発信されていることなどから、一時的に親元から離れて生活してみたいと考える若い方も増えています。
一人暮らしを行うことは、ご自身で日常生活に関する身の回りのことを行う能力を身につけられる他、今回取り上げられる生活費など金銭管理に関する能力を身につける良い機会でもあります。ただし、出始めの頃は、生活費が足りないなどの問題に直面することも多く、何かと一人暮らしは生活費が多く発生するのもデメリットとなります。
一人暮らしで必要となる生活費については、家賃や食費、光熱費、通信費といった、これまで両親が負担していた生活費用をご自身で支払う必要があります。
生活費が不足した場合、一時的に両親から借りる
生活費が不足した場合、一番手軽な資金調達方法としては、両親からお金を借りる方法です。ある程度一人暮らしの経験が長く、貯蓄も十分にある場合は、貯蓄から一部を補填することはできますが、若い方であれば貯蓄も十分に保有していないことも多く、不足費用の金額にもよりますが、僅かな貯金を切り叩いて生活費に充てるのはあまりおすすめできません。
生活費が不足した場合は、両親に事情を話し、不足した要因と必要な金額を話した上でお金を借ります。また、お金を借りることになりますので、両親といえどもいつまでに返済する旨もしっかりと話し合っておく必要があります。
不用品を売却して生活資金を調達する
生活費が不足した場合、自宅にお金になりそうな物があれば、それらを売却して一時的に生活費を調達することも出来ます。
近年ではインターネットで簡単に不用品を売却できる手段も多く用意されており、ヤフオクの他、メルカリといった個人間売買を仲介するサービスも多く登場しています。
趣味の道具やあまり使わなくなったものでも、出品してみると、意外にもほしいと考えている方が見つかるなど、価値が無いと思っていたものでもある程度の金額になる可能性もあります。
アルバイトや副業など一時的に生活費を稼ぐ
一時的にアルバイトや副業などを行い、生活費を稼ぐ方法もあります。特に、季節に関連して一時的に人手が必要となる仕事に応募すると早く仕事につける可能性も高まります。縦えば、お中元やお歳暮の仕訳や年賀状の配達などがあります。
学生などであればアルバイトは学校の規則などにもよりますが、始めやすいかと思います。一方で、お勤めの場合は、勤め先の就業規則によって異なる企業での就労を禁止している場合もありますので、事前に確認しておく必要があります。
キャッシングやカードローンを利用する
最終的な手段としてキャッシングやカードローンなどを利用して金融機関から生活費を調達する方法があります。
キャッシングやカードローンなどは、クレジットカードを持っている場合は契約内容によってキャッシングサービスが利用できる場合もあります。また、取引がある銀行でもカードローンサービスを提供している場合もありますので、相談してみるのも良いでしょう。
また、近年では消費者金融を中心にスマホのみで借入から返済ができるサービスも登場しています。SMBCモビットなどはスマホの専用アプリから申し込むだけで、カード郵送なしで、スマホのみでセブン銀行のATMで現金を借りることができます。
