個人事業主がカードローンを借りるためのポイント

個人事業主がお金を借りたいと考え、カードローンや消費者金融などの金融機関を利用する場合、ネックとなるのが収入が不安定という理由で審査に通過しづらいという点です。

ただし、個人事業主という理由でお金が借りられないというわけではなく、きちんと返済できることを証明できれば、審査に通過できる可能性は高まります。

今回は、個人事業主がカードローンでお金を借りるためのポイントをお伝えします。

確定申告書で収益が得られていることを証明する

個人事業主がお金を借りづらいと言われるのは、安定した収入が得られていないという理由が一番大きいですが、個人事業主でも収入が得られていることを証明できれば審査に通過しやすくなると言えます。

個人事業主であれば、毎年確定申告書を記載して税務署に報告しているかと思いますが、確定申告書で安定した売上に加え、手元に利益が残っていれば、金融機関としても安心してお金を貸すことができます。

会社員がお金を借りる場合、収入証明書として「源泉徴収票」を提出する必要がありますが、個人事業主の場合は「確定申告書」や「課税証明書」、「各種納税証明書」を収入証明書として使うことができます。

固定電話番号を持っておくこと

固定電話の有無の審査に少なからず影響します。カードローンの申し込み時に電話番号の欄が携帯電話番号のみの場合、金融機関としては実態が把握しづらいという理由で審査のマイナスポイントとする場合が多いようです。

そのため、固定電話は少なからず引いておくことをおすすめします。従来の個人事業主は自宅の一部を店舗にして物を売る、サービスを提供するという働き方が一般的で固定電話は商売を行うために必須なアイテムでしたが、近年ではインターネットで仕事を請け負って行う働き方も出てきており、固定電話は必ずしも必要なくなっています。

ただ、将来的に資金調達して事業を拡大したいと考えている場合は、固定電話に限らず商売をする上での最低限の準備は必要となるでしょう。固定電話も光インターネットを自宅に引いていれば、月額約500円で設置できますので大きなコストは発生しません。

クレジットカードのキャッシングを利用する

個人事業を始めたばかりで確定申告も行っていない、固定電話も引く余裕がいまのところないという方もいるかと思いますが、その場合、手っ取り早い方法としてクレジットカードのキャッシング機能を利用する方法があります。

クレジットカードをお持ちであれば、クレジットカードの契約書にキャッシング枠が記載されていますので、その範囲内であればお金を借りることができます。

クレジットカードであれば、カードローンとは異なり、審査も容易となりますので個人事業主でもクレジットカードによっては、比較的持ちやすく手軽に使える手段と言えるでしょう。

ただし、カードローンとキャシングも同様ですが、事業目的でのお金の借り入れはできませんので、あくまでも個人用との目的のみ利用となりますので注意が必要です。

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