職場や個人的な交友関係などで飲み会や食事会などに参加される方は多いかと思います。ただ、外食費も回数が重なれば大きな出費となり、家計の大きな負担になることもしばしばあります。また、近年では原材料費の高騰や人件費の上昇で値上げが相次いでいる中、これまでのペースで外食をしているとますます家計の負担も大きくなるものと予想されます。
今回は、飲み会に誘われたがお金が無いときに対処方法について考えてみます。
社会人の1ヶ月あたりの平均飲み会回数は1回から2回、金額は4,000円前後
まずはじめに、一人あたりの飲み会や食事会は1ヶ月あたりどれ位参加しているのか調べてみました。サッポロビールが公開したデータによると、社会人（1年目から3年目）の平均飲み会回数は1回から2回が56％、3回から4回が20％、0回が15％となっています。
金額は1回あたり3,000円から4,000円が44％、4000円から5,000円が25％、2,000円から3,000円は14％となっています。
金額で分かる通り、回数が増えれば増えるほど、出費は増え、多額の金額が出ていくことは容易に想像できます。
金欠で有ることを正直に伝える
お金が無いときに、飲み会や食事会に誘われた場合は、用事があるなど理由を述べて断るというのが最善な方法ではあります。ただし、これが1回や2回程度であれば良いですが、誘いが頻繁にある場合、毎回同じ理由を伝えるのも相手にとってもご自身にとっても何かと負担になります。
そのため、回数が多いなどであれば、正直に外食に充てる予算が少ないことを伝え、開催回数を見直してもらうなど根本的に対策を講じてもらうのが得策であると言えます。
もちろん、相手によっては言いづらいこともあるかと思いますが、飲食でお付き合いしており互いに理解しあっている相手であれば十分に理解してもらうことは可能でしょう。ご自身の気持ちを犠牲にしてそのままだらだら続けるより正直にご自身の気持ちを伝えることが精神的に良いですし、相手にとっても良いことであると考えています。
どうしても参加が必要な飲食会が発生した場合
社会人が参加する飲み会の多くは、同じ職場や個人的な交友関係などそこまで重要な飲食会では無いと考えられますが、中には、新しい人を歓迎する、退職者を送迎する、その他の何かしらの事情で、重要な飲食会が発生することもしばしばあります。そのような場合などどうしても参加する必要がある場合は、ご自身の貯蓄から捻出する方法になりますが、貯蓄もあまりない場合何かしらの方法で資金調達が必要です。
個人間送金サービスを活用する
近年ではスマホなどを活用したキャッシュレスで利用できる個人間送金サービスが増えています。KyashやチャットアプリのLINEもLINE Payにおいて個人間で送金できます。これらはクレジットカードでチャージして送金することができますので、手持ちの現金がなくてもクレジットカードでチャージし、相手に送金することが可能です。
キャッシングやカードローンを利用する
利息の支払いが必要ですが、クレジットカードのキャッシングや銀行や消費者金融など金融機関が提供しているカードローンを利用することで、現金を即時に調達する方法です。
近年ではスマホアプリから簡単にキャッシングできるサービスも登場しており、モビットやプロミスでは郵送物は一切なしでアプリを介してセブン銀行ATMでキャッシングが可能です。ジャパンネット銀行はカードローンは契約して一定期間無利息で利用可能です。
