公共料金(電気・ガス・水道)を滞納した場合どうなるのか?

日常生活を行う上でどうしても避けては通れない支払い料金として電気やガス、水道といった公共料金があげられます。ただし、思った以上に請求額が高くなってしまった経験は誰にでもあるかと思います。また、近年では若年層を中心に単身で住む人も増えており、この辺の管理が曖昧であればうっかり滞納してしまう方も多いかもしれません。

今回は、公共料金を滞納した場合どうなるのかについて解説します。

1回程度の支払い忘れや遅延では直ぐに止まらない

電気やガス、水道などの公共料金は、日常生活を営む上で重要な支払い料金ですが、料金については基本的に毎月指定した口座から振替、クレジットカード、コンビニ払いが利用できます。

クレジットカードであれば、限度額を超えていなければ未納になることは少ないですが、銀行振替は残高が不足した場合は未納となってしまいます。コンビニ払いも処理を後回しにしていて期日までに支払いを忘れた場合その時点で未納となってしまいます。

ただし、1回程度の支払い忘れや遅延では電気やガス、水道は止まりませんので、気づいた時点で、直ぐに連絡し、早急に支払う旨を連絡し、支払いが完了すれば問題ありません。

督促を無視した場合は電気→ガス→水道の順で供給停止となる

期日までに公共料金の支払いを行わず、その後も放置していた場合、料金を直ぐに支払う旨の督促状が郵送で届きます。督促状が届いた時点で直ぐに支払いを行えば、供給停止になりませんが、それも無視した場合は、電気→ガス→水道の順で供給停止となります(3つとも未納が続いた場合)

電気の場合は、検針日より約50日で供給停止となります。ガスも都市ガスであれば検針日より約50日で停止となります。水道は水道局にもよりますが概ね支払期限から3ヶ月過ぎると供給停止となります。

水道は猶予期間を多めに確保されれている傾向がありますが、水道が止まった場合、人間の生死に関わる問題となっていることも関係しています。

供給停止となる直前に供給停止予告が届きますので、急に電気がつかないといったことはありません。

電気やガス、水道が供給停止とならない対策を講じる

公共料金の遅延が続けば、供給停止という事態になりますが、これらが使えなっくなった場合、人間の生死に関わる大きな問題となります。そのため、まずは支払い忘れや遅延が発生しないように普段からしっかりと管理しておくことや支払い金額を抑える努力をすることが重要です。

例えば、単身者などで毎回コンビニで払っている人は、口座振替やクレジットカード払いに切り替え自動で支払いができるようにするだけでも支払い忘れは防げます。

また、毎回料金が高く家計の負担を感じてるのであれば、使用量を抑える努力が必要になります。例えば、使わないコンセントは抜いておく、テレビをつけっぱなしにしない、お風呂の湯の温度を下げる、洗濯時は風呂の残り湯を活用するなど、工夫次第で支払料金を抑えることができます。

ただ、一時的にどうしてもしい払えないといった場合はこれらの方法では対応できません。その際の対処方法については次回以降解説したいと思います。

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