クレジットカードとカードローンはどちらを利用すべき?状況別に最適な利用方法を解説

少額からお金を借りることができるサービスとしてクレジットカードやカードローンがあります。クレジットカードはカード1枚で買い物の決済が利用できますが、カードローンは原則現金での貸付となります。お金が必要になった場合、状況に合わせて最適な利用方法を選択することが重要です。

  1. 少額でカード決済ができればクレジットカードがおすすめ
  2. 冠婚葬祭など現金が必要な場合はカードローンがおすすめ
  3. 支払い回数や利用金額によってはカードローンがお得な場合も

少額でカード決済ができればクレジットカードがおすすめ

お金が必要になった場合、お金を使う用途によってクレジットカードの支払いが可能であれば、クレジットカードを使ったほうが素早く借り入れができると言えます。

また、2回払いまで手数料が無料で利用できる場合も多いため、2回払いで完結できるのであればクレジットカードを利用すべきと言えます。

例えば、子供の教育費が必要になった場合でも、学校などへの振り込みはクレジットカードでできない場合も多いですが、入学に必要となる備品などはクレジットカードで購入できます。また、急な入院などで高額な医療費が発生する場合においても、近年病院でもクレジットカードが使える場合も多いため、入院先の病院で確認してカード払いが可能であれば、現金を借りる必要はありません。

冠婚葬祭など現金が必要な場合はカードローンがおすすめ

冠婚葬祭など突然現金が必要になる場合もありますが、その場合、クレジットカードでの支払いは身内同士になりますのでできません。

このような、現金が必要な状況において、現金の持ち合わせがない場合は、カードローンを利用することをおすすめします。また、クレジットカードのキャッシング機能もありますが、クレジットカードのキャッシングは金利が高い傾向にありますので、可能であれば、カードローンを利用することをおすすめします。

一方で、結婚式など事前にわかっている場合は、現金にこだわらず商品券などでも代用することはできます。商品券はクレジットカード会社で販売していますので、クレジットカードを使って商品券を購入して渡すこともできます。

支払い回数や利用金額によってはカードローンがお得な場合も

お金の利用目的でクレジットカードが利用できるか否かで、クレジットカードかカードローンを使い分ける以外に、返済時の分割払い回数や利用金額によってはカードローンがお得になる場合もあります。

例えば、クレジットカードの場合、分割払いで返済するとなれば、回数が増えれば増えるほど金利は高くなります。例えば、三井住友カードの場合、24回払いで金利は14.75%となり、10万円借りた場合の金利は1万4750円となります。

カードローンの場合、クレジットカードの分割払いの手数料より金利は低めとなっている他、金額が大きくなればなるほど金利は引き下げとなります。また、口座を利用されている方など住宅ローンといった各種条件を満たすことで金利の引き下げ優遇が受けられる場合もあります。

例えば、三井住友銀行のカードローンでは100万円以下の場合は年率12%~14.5%に設定されています。また、100万円超200万円以下となれば年率10%~12%に引き下げられます。

クレジットカードであれば、数百万の決済は利用可能枠に達してしまうため利用しづらいこともあります。少額でも分割回数が増える場合や、利用金額が100万円を超えるのであればカードローンの利用がおすすめです。

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