生命保険の保険料はどのくらい?ほかの人は、いくらの保険料を払っているの?

「生命保険の保険料の相場はどのくらいですか?」
「ほかの人は、いくらの保険料を払っているの?」
「私の年収だと、どのくらい保険料を払うべき?」

生命保険に入るとした場合、どのくらいの保険料にするのが一般的なのでしょうか?今回は、生命保険の保険料について解説します。

生命保険の保険料

生命保険文化センターの発表している「生命保険に関する全国実態調査」の様々な生命保険の保険料データを見てみます。

世帯月間払込保険料

調査年全生保民保簡保JA共済
2009年37,833円31,167円23,750円25,083円7,000円
2012年34,667円30,417円20,083円25,333円6,833円
2015年32,083円30,833円18,500円23,083円6,833円
2018年31,833円30,167円19,000円21,000円6,417円
2021年30,917円29,917円16,917円19,000円6,333円
出典:生命保険文化センター/生命保険に関する全国実態調査

  • 全生保の保険料の平均は、約3万円
  • 年々、保険料は下がってきている

世帯主年齢別の世帯月間払込保険料

年齢2009年2012年2015年2018年2021年
全体37,833円34,667円32,083円31,833円30,917円
29歳以下26,417円16,833円20,167円19,417円17,917円
30~34歳27,583円25,833円23,000円24,833円21,833円
35~39歳30,833円26,417円27,417円31,667円31,833円
40~44歳39,083円33,583円34,167円28,750円29,000円
45~49歳42,750円38,500円36,833円35,583円31,250円
50~54歳39,667円43,167円41,500円40,250円36,000円
55~59歳45,917円42,750円41,000円37,750円36,333円
60~64歳40,167円36,167円36,167円36,583円32,000円
65~69歳35,083円32,833円28,250円28,167円36,333円
70~74歳35,917円30,750円25,583円24,917円28,083円
75~79歳36,500円27,417円25,000円29,417円26,167円
80~84歳40,583円36,583円25,500円24,583円23,833円
85~89歳14,083円61,583円17,583円30,417円29,833円
90歳以上53,500円19,667円17,833円18,750円21,333円
出典:生命保険文化センター/生命保険に関する全国実態調査
  • 年齢が高くなるほど払込保険料も高くなる
  • 一番高いのは、55~59歳、65~69歳
  • 一番安いのは、29歳以下

世帯年収別の世帯月間払込保険料

調査年全生保民保簡保JA共済
200万円未満17,083円16,917円16,250円10,167円6,000円
200~300万円未満24,167円23,333円18,833円12,583円5,583円
300~400万円未満26,250円24,917円14,583円17,667円7,167円
400~500万円未満25,500円24,667円12,667円18,250円6,583円
500~600万円未満26,583円24,583円18,000円21,750円6,417円
600~700万円未満27,417円26,417円16,500円14,083円5,333円
700~1000万円未満36,167円33,833円17,167円20,833円5,750円
1000万円以上48,250円46,667円20,167円24,917円8,583円
出典:生命保険文化センター/生命保険に関する全国実態調査
  • 世帯年収が上がるほど、払込保険料も高くなる
  • 世帯年収が低いほど、払込保険料は低くなる

世帯年間払込保険料対世帯年収比率

調査年全生保民保
2009年8.7%7.1%
2012年8.0%6.9%
2015年7.4%7.0%
2018年7.2%6.7%
2021年6.7%6.4%
出典:生命保険文化センター/生命保険に関する全国実態調査
  • 年収に対して、6.7%の保険料の支払いが平均的
  • 年々、保険料対世帯年収比率は下がってきている

世帯主年齢別の年間払込保険料対世帯年収比率

年齢全生保民保
全体6.7%6.4%
29歳以下4.5%4.5%
30~34歳5.1%4.6%
35~39歳5.9%5.8%
40~44歳4.9%4.5%
45~49歳5.2%4.7%
50~54歳5.9%5.8%
55~59歳6.5%6.3%
60~64歳7.4%7.1%
65~69歳8.9%8.3%
70~74歳8.1%7.4%
75~79歳10.4%10.1%
80~84歳7.1%7.6%
85~89歳11.1%8.7%
90歳以上8.4%6.2%
出典:生命保険文化センター/生命保険に関する全国実態調査
  • 年齢が高くなるほど保険料対世帯年収比率も高くなる
  • 一番高いのは、75~79歳
  • 一番安いのは、29歳以下

世帯年収別の年間払込保険料対世帯年収比率

調査年全生保民保
200万円未満11.7%11.6%
200~300万円未満11.6%11.2%
300~400万円未満9.0%8.5%
400~500万円未満6.8%6.6%
500~600万円未満5.8%5.4%
600~700万円未満5.1%4.9%
700~1000万円未満5.2%4.9%
1000万円以上4.2%4.0%
出典:生命保険文化センター/生命保険に関する全国実態調査
  • 世帯年収が上がるほど、保険料対世帯年収比率は低くなる
  • 世帯年収が低いほど、払込保険料は高くなる

まとめ

生命保険の普通死亡保険金額のデータを見てみると・・・

  • 生命保険の保険料の平均は、月3万円
  • 50代~60代で保険料は高止まりする
  • 年収が高いほど、保険料は高くなり、年収が低いほど、保険料は安くなる
  • 世帯年収に対して、6.7%の保険料の支払いが平均的

ということがわかります。

生命保険の保険料というのは、必要保障額から計算した保険金額から決まるもので、人によって違いがでるのですが、「どのくらいの保険料の支払が適正なのか?」を判断するうえでは、非常に参考になるデータと言えます。

ご自身の年齢、世帯年収などから、自分と近い属性の方がどのくらいの保険料を支払っているのか?を確認した上で、必要保障額のシミュレーションをして、自分なりの適切な生命保険金額・支払う保険料額を見つける必要があります。