火災保険って本当に入る必要があるの?
と思う方に火災保険選びで参考にしていただきたいデータがあります。
火災保険の損害率というデータです。
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火災保険の損害率とは
火災保険加入者から集めた保険料に対して、火災にあった方に支払った火災保険の保険金額の割合を意味するものです。
火災保険の損害率推移
年度 | 火災保険損害率 |
---|---|
1995年度 | 30.5% |
1996年度 | 32.7% |
1997年度 | 31.1% |
1998年度 | 42.3% |
1999年度 | 44.9% |
2000年度 | 38.3% |
2001年度 | 40.6% |
2002年度 | 35.2% |
2003年度 | 35.3% |
2004年度 | 73.9% |
2005年度 | 45.6% |
2006年度 | 47.2% |
2007年度 | 41.0% |
2008年度 | 40.5% |
2009年度 | 39.9% |
2010年度 | 38.3% |
2011年度 | 155.1% |
2012年度 | 79.2% |
2013年度 | 60.7% |
考察
東日本大震災では保険料よりも払われた保険金額の方が多い結果に
火災保険は2011年の東日本大震災のときはなんと155%という損害率になっています。
つまり、火災保険に加入している方が保険会社に支払った保険料よりも、保険会社が火災保険の損害を被った方に支払った保険金額の方が大きくなっているということなのです。
当然、毎年この損害率は変わってくるのですが、2011年は別としても、2012年、2013年と79%、60%と高い数字で推移しているのです。
まとめ
損害率が大きいということは、それだけ火災保険で保険金額が支払われるケースが多い、つまり火災による損害を受ける機会が多いことを意味します。
火災保険は保険料に対して、保険金が支払われる割合が大きい保険といえます。不動産を保有している方は、火災保険への加入は検討すべき保険なのです。